フェアバリュー投資のルール

投資哲学

かつて、バリュー投資で名高いウォーレン・バフェットは、「私はほどよい会社をとびきり安く買うよりも、とびきり良い会社をほどよい価格で買いたい」と話しました。

本ブログでは、米国優良株の理論株価をディスカウントキャッシュフロー法(DCF法)で算出し、実際にフェアバリュー(適正値)か、それを下回る水準で投資していきたいと思います。

フェアバリュー投資のルール

【その1】 DCF法の前提条件は甘過ぎず厳し過ぎず

米国優良株のフェアバリューは、DCF法を用いた理論株価の算出で把握します。

DCF法とは、「企業が将来に生み出す利益(期待キャッシュフロー)を現在価値に割り引いて、企業価値を算出する方法です。これにより、現在の株価が理論株価に対して割高なのか割安なのかを知ることができます。

但し、DCF法の活用に当たって注意が必要なのは、「将来の期待キャッシュフローをどの程度見積もるか」「割引率をどう設定するか」といった前提条件で結果が大きく異なるという点です。

つまり、DCF法とは算出者によって結論は様々であり、絶対的な解というものはありません。

本ブログでは、この点に注意して、算出に当たっての前提条件をなるべく詳細に提示した上で、優良株の理論株価を算出したいと考えています。

また、前提条件の設定に当たっては、甘過ぎず厳し過ぎず、なるべく常識的な範囲を心がけたいと思います。

【その2】 買値は理論株価の+10%を上限とせよ

株式投資にあたって買値は常に重要です。どのような優良株もオーバーバリュー(高値)で購入しては期待するリターンを得ることはできません。

そこで、投資方針として、本ブログで算出した理論株価から+10%を買値の上限とします。

どのような優良株も不遇の時代を過ごすことはあります。例えば、連続増配60年の実績を持つスリーエム(MMM)は2017年当時、250ドル近くで取引される超人気銘柄でしたが、2019年8月27日現在は157ドルまで下落しています。

また、過去の歴史を振り返れば、5~10年のスパンでリセッション(景気後退)は訪れており、その都度株価も調整しています。

「気長に待つのが吉♪」というスタンスで、理論株価を算出した後はじっくりと購入の機会を待つことにします。

【その3】 優良株は競争優位性を保つ限りガチホせよ

購入した優良株は競争優位性を有する限り「ガチホ」でいきます。

競争優位性とは、所謂ワイドモート(深い堀)と呼ばれるものですが、具体的には、「ブランド、特許などの他の企業が持たない無形資産を持つ」「参入障壁が高い」、「顧客の乗り換えコストが高い」などの特徴(製品・サービス)を持つ企業です。

例えば、世界のクレジット決済システムの60%弱のシュアを持つVISAのような銘柄は、強力なブランドを有しており、クレジットという信用がものを言う世界では、顧客がわざわざ新規参入のブランドを選ぶ理屈はありません。過去から安心の実績を残しているVISAを当然のように選択するでしょう。これが競争優位性(ワイドモート)です。

本ブログでは優良株をフェアバリュー(適正値)あわよくばそれを下回る水準(アンダーバリュー(割安値))で購入し、その後、オーバーバリュー(高値)となったとしても、投資先が競争優位性を有する限り売却しません。

なぜなら、売却のタイミングを図ることは購入のタイミングを図ること以上に困難だからです。

市場は常に楽観と悲観の振り子運動を繰り返しています。オーバーバリューとなったからといって売却しても、その後も市場の楽観が続いて株価が続伸することもあり得ます。結果として、機会損失を被り二度と買い戻せなくなる可能性すらあります。

従って、本ブログでは買値に全神経を集中して、投資に向き合います

それ以外は自由!

上記の3つのルールを守る限り、あとは自由に投資を楽しみたいと思います。

トランプ? パウエル? リセッション? 関係なし! 好きな銘柄をフェアバリューで買う!

 

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コメント

  1. ぐり より:

    こんにちは。方針にとても共感して勇気づけられています。シスコやアルトリアも保有しているので、非常に参考になりました。個別株のフェアバリュー分析、銘柄どんどん増えていくのが楽しみだと思って矢先だったのですが、削除されたのでしょうか?

  2. 退職金ぶちこみ太郎です。 より:

    ぶちこみ太郎です。ブログを拝見しました。素敵なブログですね。

    「相互リンク」のご協力ありがとうございます。PCサイトのトップページにリンクを貼らせて頂きました。今後ともよろしくお願いします。

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