過去に新興株で大損こいた話

投資哲学

現在、ゆきまるは、ウォーレン・バフェット氏の「ほどよい会社をとびきり安く買うよりも、とびきり良い会社をほどよい価格で買う」という言葉を参考に、「米国優良株をフェアバリューで購入し長期で保有する」という運用方針を取っていますが、当初からこの方針を採用していた訳ではありません。

2014年に株式投資を開始して、ほどなく興味を持ったのは日本国内の新興株でした。

今回は、投資スタイルを変えるきっかけとなった苦い経験談を綴ろうと思います。

投資を始めたきっかけ

2014年に投資を始めるきっかけとなったのは、マンションの契約でした。

2014年にマンションの購入契約を済ませたときに、2016年の入居開始まで約2年間も空いており、その間に少しでも頭金を増やせたらいいなという軽い気持ちから投資を始めました。

最初に購入した株式は、トヨタや東レといった日本の大企業です。少額ではありましたが、有名企業のオーナーになった気分がして、すっかり株式投資の魅力にはまってしまいました。

新興株への投資

日本の大企業への投資は株式投資の魅力に気づかせてくれるには十分なものでしたが、当時、株式投資をギャンブルの一種と勘違いしていた私は、次第に物足りなさを感じるようになりました。

要は、速攻でお金持ちになりたかったのですね。。

そこで目をつけたのが値動きの激しい国内新興株市場への投資でした。

新興市場の銘柄を物色していると、2014年に上場したS社という銘柄を見つけました。

S社は設立以来、約50%の成長率で売上高を伸ばしており、将来を有望視されている企業でした。

高い成長率を期待されてPERは70倍台で推移していましたが、私は高い成長率で説明がつくと決め込んで、当時の資産のほとんど(約500万くらい)をS社株に投入しました。

そこから暫くは、相場の動きに右往左往しながらも約1年ほど売買を繰り返しました。運良く十数万ほどは含み益が出ていたと思います。

突然の大暴落

しかし、その日は突然やってきました。

忘れもしない2016年の2月だったと思います。

S社が2016年度通期決算予想を大幅に下方修正、株価が1日で約20%も大暴落したのです。

真っ赤に染まるSBI証券の評価損益!!

売ろうにもストップ安で売れない!!

ポチっても売却不可!!

いやいやいやいや、待て待て待て。聞いてない、聞いてない。。

‥‥完全に狼狽しました。

結局、その日のPTSで全株売却。損失100万ほどを計上し撤退したのでした。

その後、S社株は1年ほど低迷しておりましたが、成長性が改めて評価され、現在は当時の5倍の価格で取引されています。当然、私は買い戻しておりません。(そう、指を咥えて見てただけ!)

失敗から得た教訓

しかし、過去のS社株への投資は私に多くのことを気付かせてくれました。

投資の天才ではない

この世には、株の売買で短期的に巨額の資産を築くことができたひと握りの天才たちがいます。

S社株への投資で、私は投資の天才ではないのだな、ということが身に染みて理解できました。

当たり前といえば当たり前なのですが、投資で失敗したことのない人は、「もしかしたら自分はそのひと握りの人間かもしれない」という思いを捨て去ることは難しいと思います。

そういう人は、必ず市場の動きに合わせて機動的に動こうとします。そして、それはいつか大ゴケするまで終わらないと思います。

あのウォーレン・バフェットでさえ、多くの失敗から今の投資スタイル(優良株への長期投資)に至ったのですから。

バリュエーションはいつも大事

もう1つは、バリュエーションの大切さです。S社株は当時PER70倍台で推移していたのですが、私はその値付けがどのような情報を織り込んだ結果なのか、知ろうとはしませんでした。

しかし、「自身の買値の根拠を知らない」という状況は、市場の急激な変動に対して狼狽を引き起こします。事実、私がそうでした。

私が得た教訓は、株式投資の勝負は「買値」を決めたときに大方の勝負は決まっているということです。「買値」に自分自身が納得していれば、急な暴落が来たとしても狼狽売りを防ぐことができます。また、株価が急騰したとしても、機会損失を恐れて飛びつく危険性も低くなります。

従って、自身の買値に根拠を持つということは大事だと思うのです。そのために、株価を自分なりに分析してバリュエーションを客観的に把握する努力が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」とはいうものの、一般人にとって経験は大切なものです。失敗から何を学ぶか、ということは今後の人生に大きな影響を与えます。

今回の私の経験が少しでも参考になりましたら幸いです。

 

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