マイクロソフト(MSFT)の理論株価(適正株価)は?

個別株

今回はマイクロソフト(MSFT)の理論株価(適正株価)を算出します。

DCF法を用いた理論株価の計算方法の概要についてはこちらをご参照ください。

マイクロソフト(MSFT)の企業情報

マイクロソフト(MSFT)は、世界を代表するソフトウェア開発会社です。

事業はソフトウェア開発、製造、ライセンス供与、サポートを展開しています。主な製品・サービスには、ウィンドウズ、オフィスソフト、クラウドサービス、PC、OS、家庭用ゲーム機器、タブレットなどがあります。

特にクラウドサービス事業については、近年、急成長を遂げており、2019年7月には、クラウドサービスの世界シェアでマイクロソフト(MSFT)がアマゾンを抜いて首位に立ったとの報道がありました。

マイクロソフト、AWS抜いてクラウド世界首位(日経新聞サイト)

マイクロソフト(MSFT)の株価推移

マイクロソフト(MSFT)の株価推移を確認します。

堅調な経営状況を背景に、株価は右肩上がりの成長を続けてます。2018年末にかけて、ITテクノロジーセクター全体の下落に伴って50週移動平均線まで調整しましたが、その後、力強く回復してきました。

少し気になるのは、ここにきて株価の上値が重い点でしょうか。過去3ヵ月のリターンを見ると、最近の市場の回復に合わせて、グーグル(GOOG)やAAPL(アップル)が14%前後の上昇を見せているのに対して、マイクロソフト(MSFT)は4%の上昇に留まっています。これは、S&P500種指数の4.7%も下回ります。マイクロソフト(MSFT)の株価が上値を追うには少し時間がかかるかもしれません。

マイクロソフト(MSFT)の理論株価

さて、本題のマイクロソフト(MSFT)の理論株価(適正株価)を算出していきます。

前提条件

先ずは前提条件です。

財務データは直近の通期決算をMorningstarから、発行済株式数については最新のものをYahoo financeから引用しています。

②フリーキャッシュフロー(FCF)は2019年決算の実績となります。Morningstar社の算出結果をそのまま採用しています。

2020~2024年までのFCF成長率は6%に設定しました。マイクロソフト(MSFT)は近年のビジネスが非常に好調で、2015年から2019年までのFCF成長率は年率で13%に達します。より長期的に見ると、2010年以降のFCF成長率で年率6%です。今回は、マイクロソフトの潜在的な成長率として6%を用いました。

2025年以降のFCF永久成長率は、過去の米国インフレ率である2%に収束していくと予想ました。

⑤割引率はWACC(加重平均資本コスト)とも呼ばれます。本サイトでは、割引率は7%に設定しています。詳しくはDCF法を用いた理論株価の計算方法をご参照下さい。

理論株価

上述の前提条件の下、理論株価を算出した結果、マイクロソフト(MSFT)の理論株価(適正株価)は「115.22ドル」となりました。

9/13時点の株価が137.32ドルなので、約19%程オーバーバリュー(割高)となります。

投資方針

マイクロソフトはクラウドをはじめとしたビジネス全般が非常に順調ですので、高い成長率を株価は織り込んでいると思われます。

ゆきまる自身もマイクロソフト(MSFT)をウォッチリストに入れて虎視眈々と投資の機会を伺っていますが、投資方針に則って今の株価での購入は見送りたいと思います。理論株価(適正株価)から+10%未満のフェアバリューになるまで辛抱強く待ちます。

 

応援のクリックを頂けると記事更新の励みになります。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました