9月20日に「バンクオブアメリカ・メリルリンチがアルトリア・グループ(MO)を買い推奨」との記事が出ていました。

記事の概要は以下の通りです。
- バンクオブアメリカ・メリルリンチ(BAML)は、アルトリア・グループ(MO)が2009年以降、最も割安な水準(株価収益率)で取引されている点に注目している。
- 電子タバコやJUULへの投資をめぐるリスクを認めながらも、BAMLは繰り返しタバコ株への買い推奨を出している。
- タバコ株はあらゆる規制に対して柔軟に適応してきた長い歴史がある。米国タバコ産業の規制に適応できるポジションとしてMOは最適であり、MOとPMのポジティブな合併に関する続報を待っている。
- MOにとって、フィリップ・モリス(PM)との合併は、市場と地域の多様化を図る上で重要なキーとなる。米国タバコ市場は高い収益性がある一方で、FDAによる規制に晒されることは明らかだ。
- BAMLは、投資家のセンチメントが回復するまでに、MOの株価はもう少し底を探る可能性があると見ている。
アルトリア・グループの苦境
アルトリア・グループ(MO)については、特に出資先のジュール(JUUL)に関する悪いニュースが相次いでいます。米国内だけでなく、成長市場である中国やインドにおいても、電子タバコの販売が中止となる事例が出ています。アルトリア・グループ(MO)はJUULの株式の35%を取得するために総額128憶ドル(約1兆4000億円)を費やしており、少なからず影響を受けるものと思われます。
MOは現状ホールド
ゆきまる自身もアルトリア・グループ(MO)の株を保有しています。61株の総額2500ドル程で、現在8~9万ほど含み損です。
今後の同社への投資については、先ずは「ホールド」を予定しています。タバコ株が規制リスクや訴訟リスクにより株価を押さえつけられてきた歴史は、投資を始めたときから分かっていたことですし、今、手放す理由は全くありません。
先日のアルトリア・グループ(MO)の理論株価の記事では、アルトリア・グループ(MO)の理論株価を「41.15ドル」と算出し、現在の株価はフェアバリュー(適正値)にあると考えています。
ただ一つ、手放す可能性があるとすれば、減配となったときですかね。タバコ株への投資は「ワイドモートで安定した配当が見込める」という点が投資理由ですので、この前提が崩れれば持ち続けることはできません。
買い増しも検討中!
もし今後、株価がアンダーバリュー(割安)の水準(概ね理論株価の-10%近く)になるようであれば、買い増ししようかなと考えています。41.15ドルの-10%水準となると37〜38ドル台くらいですかね。
冒頭に紹介した記事では「BAMLは、投資家のセンチメントが回復するまでに、MOの株価はもう少し底を探る可能性があると見ている」とありましたがどうでしょうか?
先のことは誰にも分かりませんが、是非とも買い増ししたい銘柄です。
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コメント
37ドルだと配当9%超え、減配さえなければものすごく優秀なマネーマシンになりそうですね(タバコ株の割合が多い僕は、絶賛爆損中ですが…汗)
ぐりさん、コメントありがとうございます。底値で買おうとすると下がらずに上がっていく米国株あるあるになるかもしれませんが、37~38ドルくらいで買い増したいですね!当面の含み損は配当で償ってもらいます笑