メドトロニック(MDT)の理論株価(適正株価)は?

個別株

今回はメドトロニック(MDT)の理論株価(適正株価)を算出します。

DCF法を用いた理論株価の計算方法の概要についてはこちらをご参照ください。

メドトロニック(MDT)の企業情報

メドトロニック(MDT)は、1949年に設立された医療機器メーカーで160ヶ国以上でビジネスを展開しています。

主な事業は4つあります。

CVG(カーディアック アンド バスキュラー グループ)

心臓・血管領域です。心臓ペースメーカー、植込み型心臓モニタ、遠隔モニタリングシステムなど、循環器系の製品を提供しています。売上の38%を占めるメドトロニックの主力事業となります。

RTG(リストラティブ セラピー グループ)

手術支援機器および疾患症状を緩和する治療法、急性期治療などの医療ソリューションを提供しています。全体の売上の26%を占めます。

MITG(ミニマリー インベイシブ セラピー グループ)

低侵襲医療の領域です。低侵襲で合併症の少ない症状回復を目指して、外る科手術器具、手術用縫合糸、電気外科手術装置、人工呼吸器、気道管理製品などを提供しています。全体の売上の29%を占めます。

DIB(ダイアビーティス)

糖尿病の領域です。インスリンを皮下に持続注入するインスリンポンプ(CSII)と血糖変動の傾向を評価するための持続グルコースモニタ(CGM)などを提供しています。全体の売上の7%を占めます。

これら4つの医療機器事業は高い専門性と信頼性が求められますので、他社が容易には参入できない領域です。

メドトロニック(MDT)の株価推移

メドトロニック(MDT)の株価推移を確認します。

2019年初頭は80ドル台まで売り込まれていましたが、200週移動平均線を支えに反発し、現在は108ドル台で推移しています。

メドトロニック(MDT)の理論株価

本題のメドトロニック(MDT)の理論株価(適正株価)を算出していきます。

前提条件

先ずは前提条件です。

財務データは直近の通期決算をMorningstarから、発行済株式数については最新のものをYahoo financeから引用しています。

②フリーキャッシュフロー(FCF)は2019年の実績となります。Morningstar社の算出結果をそのまま採用しています。

2020~2024年までのFCF成長率は6%に設定しました。メドトロニック(MDT)は2010年以降のFCF成長率が年率6%であったことから、この数値としました。

2025年以降のFCF永久成長率は、過去の米国インフレ率である2%に収束していくと予想ました。

⑤割引率はWACC(加重平均資本コスト)とも呼ばれます。本サイトでは、割引率は7%に設定しています。詳しくはDCF法を用いた理論株価の計算方法をご参照下さい。

理論株価

上述の前提条件の下、理論株価を算出した結果、メドトロニック(MDT)の理論株価(適正株価)は「84.45ドル」となりました。

10/4時点の株価が108.56ドルなので、約29%ほどオーバーバリュー(割高)となります。

投資方針

世界的に人口増加や高齢化が進む中、医療機器業界は成長分野であり、また高度な医療専門性を持つメドトロニック(MDT)は非常に魅力的な企業です。

今回の理論株価の算出結果は84.45ドルとなり、現状の株価(108ドル)は約29%ほど割高という結果になりましたが、つい5~6カ月前に80ドル台で推移していたことを考えれば、今後も投資のチャンスは訪れるのではと思っています。

ゆきまるは、2019年4月にメドトロニック(MDT)への投資を開始しており、今後も買い増しをしたいと思っていますが、現状の株価水準では一旦見送りとなりそうです。

米国株の個別株投資をしていると、魅力的な企業への投資欲が高まり、ついポチポチ病を発症してしまいがちですが、自分で決めた投資方針(フェアバリュー値+10%を買値上限とする)はしっかり守りながら投資していきたいと思っています。

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