マクドナルド(MCD)の適正株価は?

個別株

今回は、マクドナルド(MCD)の理論株価(適正株価)を算出します。

DCF法を用いた理論株価の計算方法の概要についてはこちらをご参照ください。

マクドナルド(MCD)の企業情報

マクドナルド(MCD)は、世界一の規模を誇る外食チェーン企業です。

マクドナルド(MCD)のハンバーガーやポテトはたまに食べますが、なんとも言えない旨さというか、中毒性がありますよね。

地域別の売上高は以下の通りとなっています。

マクドナルド(MCD)の株価推移

マクドナルド(MCD)の株価推移を確認します。

ここ数年、マクドナルド(MCD)の株価は堅調に推移していますが、10月22日に発表された2019年Q3決算では、売上・EPSともに市場予想を下回り、1日で約5%急落しました。

マクドナルド(MCD)の理論株価

本題のマクドナルド(MCD)の理論株価(適正株価)を算出していきます。

前提条件

先ずは前提条件です。

財務データは直近の通期決算をMorningstarから、発行済株式数については最新のものをYahoo financeから引用しています。

②フリーキャッシュフロー(FCF)は2019年Q2時点のTTMとなります。「TTM」とは、「Trailing twelve month」の略で、直近四半期までの4回分の和で出した値です。例えば、2019Q2時点のTTMは、2018Q3~2019Q2までの1年間の数値になります。(2019年通期決算が出たらリライトします)

2020~2024年までのFCF成長率は6%に設定しました。マクドナルド(MCD)の過去10年のFCF成長率は年率で約4%です。一方で、2016年以降に限るとFCF成長率は約7%となっています。これらを踏まえ、今後5年間のFCF成長率を年率6%としたものです。

※2019年は2Q時点のTTM

2025年以降のFCF永久成長率は、過去の米国インフレ率である2%に収束していくと仮定しています。

⑤割引率はWACC(加重平均資本コスト)とも呼ばれます。本サイトでは、割引率は7%に設定しています。詳しくはDCF法を用いた理論株価の計算方法をご参照下さい。

理論株価

上述の前提条件の下、理論株価を算出した結果、マクドナルド(MCD)の理論株価(適正株価)は「117.48ドル」となりました。

10/22時点の株価が199.27ドルなので、約70%ほどオーバーバリュー(割高)となります。

投資方針

マクドナルド(MCD)の株価は、Q3決算の結果を受けて調整局面を迎えていますが、理論株価と比較すると、まだプレミアムの乗った価格ではあるようです。

一方で、同社の強固なビジネスモデルやブランド価値を踏まえれば、プレミアムが乗っていて当然という考え方もあるとは思います。

事実、同社の過去5年のPER平均は約23倍であり、S&P500のPERを上回るものでした。(恐らく、経営数値だけでは測れないプレミアム価値や高い成長期待が上乗せされているものと思われます)

参考までに、2019年通期のEPS予想(アナリスト予想)である7.95ドルと過去5年の平均PER23倍を基に、株価を算出すると、「182.85ドル」となります。プレミアム価値を踏まえた上での株価水準という意味では、1つの目安にはなると思います。

ただ、そうしたプレミアムの価値観や成長期待は、市場の捉え方によって変わるということは頭の片隅に置いていた方が良さそうです。事実、マクドナルドも2013〜2016年頃はオワコン企業と見られていました。

本ブログでは、経営数値から理論株価の算出を試みていますが、経営数値だけでは測れないプレミアム価値をどう見極めるかは難しいところですね。

いずれにしても、優良企業の1つだと思っていますので、今後も引き続きウォッチしていきたいと思います。

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