長期債券ETFで攻めと守りを両立しよう!EDV・TLT・BLVを比較してみた。

個別株

世界経済の先行きが不透明な中、債券市場への投資が注目を集めています。

その中でも、長期債券は高い利回りと相場下落時の耐性を有していることから、ポートフォリオに組み込むことで攻めと守りを両立できる点がメリットです。

そこで、今回は以下の3つの長期債券ETFのパフォーマンスを比較してみたいと思います。

  • バンガード超長期米国債ETF(EDV)
  • iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)
  • バンガード 米国長期債券 ETF(BLV)
  • 参考としてSPY(S&P500)

基本データ比較

  • 投資対象は、EDVとTLTが米国債100%であるのに対して、BLVは政府機関債、社債を含んでいます
  • 分配利回りは、BLVが高利回りとなっています。BLVは、国債よりも信頼性で劣る社債を含んでいるためです。
  • 経費率は、バンガード社のEDVとBLVが0.07%、ブラックロック社のTLTは0.15%となります。手数料は僅かの違いでも長期でパフォーマンスに大きく影響しますので、なるべく低い方が好ましいです。

長期のパフォーマンス比較

2007年4月から2019年9月までのトータルリターンを比較すると、EDV>BLV>TLTの順にリターンが高いという結果になりました。同じ期間で見ると、EDVがSPYのリターンも超えているのは正直驚きですね。長期債券は十分リターンも狙える金融商品と言えそうです。ただし、EDVは20~30年の超長期債券への投資であるため、その分ボラティリティが高く、安定性という面では見劣りします。

相場下落時のパフォーマンス分析

次に、2007年3月〜2009年3月までの相場下落時のパフォーマンスを比較します。

その結果、国債100%で構成されるEDVとTLTの強さが際立ちました。もちろん、BLVも相場下落時の耐性はあるのですが、投資対象に社債が含まれる分、信用力という面では米国債100%の方が上ということでしょう。

まとめ

長期のパフォーマンスでは、EDVが一番良い成績を見せましたが、その分ボラティリティも高いため、時期によってはTLT・BLVを下回る可能性もありそうです。一方、下落時のパフォーマンスでは、米国債100%のEDVとTLTの安定性が光りました。

ポートフォリオに債券を組み込む理由として、相場下落時の耐性を高めたいということであれば、EDVかTLTの選択となりそうです。その上で、長期リターンを取るならEDV、安定性を取るならTLTといったところでしょうか。BLVは高い分配利回りと低コストが魅力ですが、社債が含まれる分、下落時の耐性については難がありそうですね。

いずれにしても、長期債券をポートフォリオに加えることで、長期的なリターンを狙いつつ、下落時の耐性を高めることが可能となります。レイ・ダリオ氏推奨のポートフォリオ(オール・ウェザー戦略)でも全体の40%(最大値)を長期債券が占めるというのも納得できますね。

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