コカ・コーラ(KO)の適正株価は?

個別株

今回はコカ・コーラ(KO)の理論株価(適正株価)を算出します。

DCF法を用いた理論株価の計算方法の概要についてはこちらをご参照ください。

コカ・コーラ(KO)の企業情報

コカ・コーラ(KO)は、世界を代表する炭酸・清涼飲料メーカーです。

同社のセグメントは地域別に分かれており、2018年通期決算ベースの各地域の売上高の割合は以下の通りです。グローバルに事業を展開しており、各地域でバランスよく売上げています。

コカ・コーラ(KO)の株価推移

コカ・コーラ(KO)の株価推移を確認します。

2018年以降、株価の調整を挟みながらも順調に上昇しています。

直近の2019年Q3決算では、EPSは0.56ドルと市場予想と一致したものの、売上高は95憶ドルと市場予想の94.5憶ドルを上回りました。また、2019年通期の売上高予想を上方修正するなど、良好な決算でした。

良好な決算を受け、株価は一時的に55ドル台まで上昇したものの、すぐに上昇分を打ち消してしまうなど、上値の重い展開が続いています。

コカ・コーラ(KO)の理論株価

本題のコカ・コーラ(KO)の理論株価(適正株価)を算出していきます。

前提条件

先ずは前提条件です。

財務データは直近の通期決算をMorningstarから、発行済株式数については最新のものをYahoo financeから引用しています。

②フリーキャッシュフロー(FCF)は2019年Q2時点のTTMとなります。「TTM」とは、「Trailing twelve month」の略で、直近四半期までの4回分の和で出した値です。例えば、2019Q2時点のTTMは、2018Q3~2019Q2までの1年間の数値になります。(2019年通期決算が出たらリライトします)

2019~2023年までのFCF成長率は3%に設定しました。コカ・コーラ(KO)の過去10年間のFCF成長率は年率で約3%であったため、この数値としたものです。

※2019年は2Q時点のTTM

2024年以降のFCF永久成長率は、過去の米国インフレ率である2%に収束していくと仮定しています。

⑤割引率はWACC(加重平均資本コスト)とも呼ばれます。本サイトでは、割引率は7%に設定しています。詳しくはDCF法を用いた理論株価の計算方法をご参照下さい。

理論株価

上述の前提条件の下、理論株価を算出した結果、コカ・コーラ(KO)の理論株価(適正株価)は「29.62ドル」となりました。

11/1時点の株価が53.90ドルなので、約82%ほどオーバーバリュー(割高)となります。

投資方針

コカ・コーラ(KO)の現在の株価水準は、オーバーバリュー(割高)という結果になりました。コカ・コーラ(KO)もマクドナルド(MCD)と同様に、利益安定性やブランド力といったプレミアム価値が上乗せされているのかもしれません。

一方で、そのようなプレミアム価値を踏まえたとしても、現在の株価水準は少々買われすぎのように思います。

2019年通期のEPS予想であるEPS2.08ドル±1%から、現株価の予想PERを算出すると、25.66~26.18倍となります。過去10年で、コカ・コーラ(KO)の約2倍(年率4%)のFCF成長率を記録しているマクドナルド(MCD)の予想PERが23倍であることを踏まえても、コカ・コーラ(KO)の株価水準は割高のように思われます。

以上のことから、ゆきまるとしては、現在の株価水準での購入は見送りたいと思います。

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