理想のアセットアロケーションに辿り着いた!

投資哲学

先日の記事で、今後のゆきまるのアセットアロケーションは、株式70%、長期債券10%、金5%、現金・短期債券15%とすることを書きました。

そこで、今回は、Portfolio Visualizerを使って、アセットアロケーションのパフォーマンスを検証してみたいと思います。

比較検証の条件

具体的には、以下の3つのケースを比較検証します。

ケース1:ゆきまるのアセットアロケーション(株式70%、長期債券10%、金5%、短期債券・現金15%)

ケース2:レイ・ダリオ氏推奨のアセットアロケーション(All Weather戦略)(株式30%、長期債券40%、中期債券:15%、金7.5%、コモディティ7.5%)

ケース3:S&P500インデックス(SPY100%)

Portfolio1がゆきまるのアセットアロケーション、Portfolio2がレイ・ダリオ氏の推奨のアセットアロケーションとなります。

検証期間は2000年~2019年とします。(リーマンショックを挟み下落時の耐性を見るためです)

初期投資は10000ドルで、年に1回リバランスするものとします。

比較検証の結果

検証の結果は上図の通りとなりました。以下詳細を見ていきます。

トータルリターン

トータルリターンは、S&P500が年率8.05%、ゆきまるのアセットアロケーションが年率7.71%、レイ・ダリオ氏推奨のアセットアロケーションが年率6.84%となりました。(上図のCAGR参照)

さすがに約20年の長期でみると株式100%のリターンが最も高くなりましたが、ゆきまるアセットアロケーションとの差は0.34%であり、これはいい意味で予想を裏切ってくれました。正直、検証する前は、金と債券を30%も組み込んでしまうと、もう少しリターンを押し下げるだろうなと予測していたのです。

相場下落時の耐性

次に相場下落時の耐性です。リーマンショック時の最大下落率(上図のMax.Drawdown)は、S&P500が-50.8%、ゆきまるのアセットアロケーションが-34.31%、レイ・ダリオ氏推奨のアセットアロケーションが-14.75%となりました。

ここはさすがのレイ・ダリオ氏推奨のアセットアロケーションだと思います。All Weather戦略というだけあって、リーマンショック時でさえ15%未満の下落率です。更には、最も成績の悪かった年(Worst Year)のリターンも-3.66%とかすり傷程度で済んでいます。

一方で、S&P500の最大下落率は-50.8%とかなり大きくなりました。一般に株式はハイリスク・ハイリターンなので、これくらいの下落は覚悟しておかなければなりません。

そして、ゆきまるのアセットアロケーションは下落率-34.31%と、S&P500に比べて16%ほど下落率を抑えることができました。-34.31%という下落率をどう受け取るかは、個々人のリスク許容度によって様々ですが、少なくとも自身のリスク許容度の範囲には収まっています。さすがにS&P500のように-50%という下落には精神的に耐えられませんが、-30%台なら耐えられます。

シャープレシオ

最後にシャープレシオ(Sharpe Ratio)です。シャープレシオとはリスク(標準偏差)1単位当たりの超過リターンを測るもので、この数値が高いほどリスクを取ったことによって得られたリターンが高いこと(効率よく収益が得られたこと)を意味しています。

シャープレシオは、S&P500が0.54、ゆきまるのアセットアロケーションが0.69、レイ・ダリオ氏推奨のアセットアロケーションが0.88となりました。

この結果を見ると、レイ・ダリオ氏推奨のアセットアロケーションが如何にリスクを抑えた上でリターンを最大化しようとしているかが分かりますね。

ここでは、ゆきまるのアセットアロケーションは0.69となり、S&P500よりは高い数値となりました。(とりあえず納得w)

まとめ

今回の検証における一番の発見は、金と債券を30%組み込んだとしてもトータルリターンでS&P500に対して0.34%しか劣後しないという点ですね。これは金と債券を組み込むことでリスク耐性を高めるというメリットを考えれば十分受け入れられるものでした。少なくとも私にとっては理想的なアセットアロケーションです。

もちろん、アセットアロケーションに唯一無二の答えがあるわけではないので、是非、皆さんも、自分にピッタリのアセットアロケーションを見つけてみて下さい。

 

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コメント

  1. ともぞー より:

    債権もっと入れてもよいかもですね。

    例えば、
    SPY:38%、TLT:38%、BND:10%、QQQ:14%
    だと、2018年1月からしかバックテストできないですが、CAGR 9.41%、Stdev:8.43%、Best Year 19.63%、Worst Year:-6.25%、Max. Drawdown:-19.04%、Sharpe Ratio:1.05です。

    金はこれから数年の不況を耐える間は持っても良いかもしれませんが、長期で見ると負けるので私は入れてないです。

    • ゆきまる より:

      ともぞーさん、コメントありがとうございます!すごく参考になります。実はTLTにするかBLVにするか迷ったんですよねー。。あと、確かに金はそれ自体は何も生まないですもんね。強いて言えばインフレに強いくらいでしょうか。いろいろ考えた挙句、金を5%入れようと思ったのは、なるべく資産を多様化しておきたかったからです。債券についても、今はマイナス金利が出てくるぐらいの低金利時代ですが、将来はどうなるのか、買われすぎということがないか、少し心配しています。(一番心配なのは日銀と日本の行く末ですが・・)

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