50代セミリタイアにはいくら準備すればよいか?

お金の知識

当ブログの管理人は、50代でセミリタイアできればいいなと考えているのですが、実際どれだけ現実的なのでしょうか。セミリタイアした後、死ぬまで生活していけるのか、やはり不安は拭えません。

そこで、今回はセミリタイア前にどれだけの個人資産を準備すればよいかを考えてみます。

セミリタイア後の生活費

生活にかかるお金(生活レベル)は、人それぞれ違うと思いますが、夫婦2人世帯の一例としてセミリタイア後の1ヶ月あたりの生活費を試算すると以下の通りとなります。

セミリタイア後の家計支出
食費 ¥55,000
外食費 ¥20,000
生活用品費 ¥10,000
住居費(※1) ¥20,000
医療費 ¥10,000
医療保険料 ¥7,500
通信費 ¥6,000
交通費 ¥5,000
水道光熱費 ¥15,000
交際費 ¥30,000
小遣い ¥30,000
国民年金保険料(※2) ¥32,820
国民健康保険料 ¥12,000
固定資産税 ¥12,000
合計 ¥265,320

※1 住宅ローンは退職金で完済の予定(賃貸の方はプラスαの資金が必要)

※2 国民年金保険料は夫婦2人分

総務省統計局 家計調査によると、夫婦2人世帯の生活費は平成29年調査で265,506円とされておりますので、世間一般の水準と変わりないかと思います。(お金の使い道は人それぞれだと思いますが)

 

セミリタイアから寿命までの必要資金は?

仮に、55歳でセミリタイアするとして、2065年の平均寿命予想である男性85歳(内閣府の高齢社会白書「高齢化の現状と将来像」ご参照)まで生きると考えると、セミリタイア期間に必要となる資金は、ざっくり

265,000円 × 12ヶ月 × (85歳−55歳) = 95,400,000円

となります。

 

必要資金は公的年金と個人資産で賄う

さて、セミリタイアから寿命までの必要資金は分かりましたが、このお金を全て個人で準備しなければならないかというと、そうではありません。

公的年金によって、ある程度の老後資産をカバーすることができます。

恐らく、今の20〜30代が老齢になる頃は年金支給年齢の引き上げが実施されていると思いますが、実際どうなるかは分かりませんので、一応、現制度に基づいて、65歳から年金支給されるものと仮定します。

厚生労働省が発表した平成31年度の平均的な年金支給額によると、国民年金の1人分の月額が65,008円(自営業の夫婦2人分だと130,016円/月)、厚生年金支給額は、221,504円/月(夫がサラリーマンで妻が専業主婦の世帯)でした。

【厚労省HPから抜粋】

従って、65歳から85歳までの20年間で公的年金として支給される額を計算すると、

【自営業(夫婦2人)の場合】

130,016円/月 X 12ヵ月 X 20年間 = 31,203,840円

【サラリーマン家庭(夫婦2人)の場合】

221,504円/月 X 12ヵ月 X 20年間 = 53,160,960円

となります。

最後に、セミリタイアから寿命までの必要資金(95,400,000円)を公的年金と個人資産で賄うとすると、以下の通りとなります。

必要資金 = 公的年金 + 個人資産

以上のように、公的年金も考慮に入れれば、55歳セミリタイアを果たすために準備が必要な個人資産としては、自営業者であれば約6千4百万、サラリーマンであれば4千2百万程度となりました。

ただし、上記の資産は寿命を85歳に設定している(実際はいつまで生きるか分からない)ことや、急な病気や介護といった特別支出を考慮していないこと、年金支給年齢の引き上げのリスクなどを考慮しておらず、あくまでも最低限必要な個人資産ということで計算したものです。

人生何が起きるか分かりませんので、余裕資産も用意した上でセミリタイアは考える必要がありそうです。

 

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